神戸市のリウマチ|神戸甲南山手クリニック

シェーグレン症候群

シェーグレン症候群について

 



遺伝的素因と環境要因(ウィルス感染など)が指摘されていますが、
あきらかな原因は分かっておりません。
有病率は約10万人あたり25人で、男女比は、1:14と女性に多くみられます。
シェーグレン症状のみを疾病とする一次性のものと、関節リウマチなどの他の膠原病
に合併して起こる二次性のものがあります。



70~90%の症例で粘液の分泌低下による乾燥症状
をみとめます。
眼や口腔、皮膚などの局所症状に加え、発熱、関節炎、リンパ節や耳下腺の腫脹、
レイノー症状、紫斑などの全身症状がみられることがあります。
さらに間質性肺炎、間質性腎炎、肝機能異常、甲状腺機能低下症、悪性リンパ腫などを
併発することもありますので、膠原病専門外来での定期的な診察が非常に重要です。



涙液や唾液の分泌量を調べる検査を行いますが、症状が多岐にわたるため
全身の基本的な検査が必要です。
血液所見では、免疫蛋白であるγ-グロブリンが高値になったり、抗核抗体・抗SS-A抗体
抗SS-B抗体などの自己抗体が陽性になることもあります。
 



乾燥症状に加え、症状や検査所見などから全体評価として診断を行います。


主に対症療法を行います。つまり、眼球乾燥症状に対しては点眼、口腔乾燥には唾液の分泌を促す
ようなガム
を使ったり、うがいをよくするなどです。また、内服薬として、唾液の分泌を促す薬もあります。
日常生活では、快適な湿度・温度を保った住居生活にて、食事は固いものを避け、栄養価の高い
バランスの取れた消化しやすいものの摂取に心がける事が重要です。